資金の流れ、残高から目を背けるから余計に怖くなる

大きな組織でも私のような個人でもお金の流れや残高の確認は大切です。

赤字を垂れ流している会社が存続できるのもお金があるからです。
大きな会社であれば前受金が大きいところもあれば、社債を発行できるとか。
小さい会社(株主=社長)では、株主=社長が会社にお金を貸し付けることが多いため赤字でもつぶれません。

貸し付けが大きくなりすぎると相続財産の関係でどうかなと思いますが。

要するにお金があれば赤字でもつぶれないのです。

 

お金の流れ、残高の確認が大切です。

お金が無くなることへの恐怖感は分かります。

私のような安定して顧問料を頂ける業種ですら資金の流れ、残高の確認は必要です。
これからいくら入って、いくら出ていくのか。
今どくれくらいの残高なのかが分からないと不安です。

1円単位で管理しなくて良いので大まかな流れはつかみたいところ。

借入があれば毎月の返済がいくらなのかも把握しておきたいですね。

 

見えない敵がもっとも怖いです。

資金の流れ、残高も確認せず「怖い怖い」と言っても、余計な不安を煽るだけです。

資金の流れ、残高を確認したら怖さの正体が見えてきます。

漠然とした不安が、
・今お金がないことなのか
・これから先の収入減少なのか
・これから先の支払いの減少なのか
・いつ限界が訪れるのか
という具体的な不安に変わります。

不安は不安でも漠然とした不安よりも、具体的な不安のほうが動きやすいです。

・経費をもう少し減らせないか?
・営業活動をした方が良いのか?
・そもそも収入と支出が見合ってないのか?それなら辞めるか、何か売れるものはないか
などなど。

不安が具体的になれば動きやすいです。

税理士業をしていると、こういったお手伝いもしています。

具体的な不安を突き付けられると、「隠したかった原因が分かってしまいイヤ」という考えもあります。目を背けたい気持ちの表れです。

ただ、これを放置してしまうといきなりXdayが訪れてしまうことになり、こちらのほうが怖いのです。

お金はうまく使うと良い道具?ですが、使い方を誤ると危ない方向に転がります。

 

 

 

 

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