たとえ話がうまいのだけれど、伝わってないかもしれない

独立・考えてること
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たとえ話は分かりにくい話を分かりやすく伝えるのに適しています。
私もブログを書くときに「たとえば~」と使っていますし。
ですが、たとえ話だけで話が終わってしまっても、うまく腹落ちしないことがあります。

 

私が就職活動していたときの話です。

「ここに仕事の依頼がありすぎて忙しい大工さんと、仕事が少なくてヒマな大工さんがいます。あなたなら家を建てるとき、どちらの大工さんに依頼したいですか?
うちの事務所(税理士法人)は、忙しい大工さんです。」と。

良いたとえ話です。

そりゃ、依頼があるということは一定の信頼がある証なので、それはそれで良いと思うのです。

士業として働くのならそれくらいの覚悟を持ちなさい、という咤激励だったと思うのです。

 

ですが、「ちょっと話が極端じゃない・・?」と私は思ってしまいました。

・2人しか大工さんいないのか
・忙しいほうは薄利多売で忙しいだけかも
・ヒマでも食べていけてるなら良いのでは
など。

結局、その事務所には履歴書を送ることはなかったです。

先方もたとえ話に疑問を感じるような人に来てほしくないでしょうし、お互いのためでもあります。

 

たとえ話がうまく伝わるので使いますし、使いたいです。

ただ、論点がずれてしまう危険性もあるかな~と感じています。

たとえ話が上手だと、その場では「そうだよね~なるほど!」と感心してしまいますが、後々になって「はて・・?あれで良いのかな」ということが何回かありました。

会社員やっていれば、そういうこともありましたね。

 

たとえ話がうまくなりたいものですが、相手を説き伏せる道具にはしたくありませんね。

 

 

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