友達に税理士の顧問を頼むデメリット

友達に税理士顧問を頼むデメリットを考えてみました。

実際に友達の顧問をやっている(た)こともあります。

 

お金が絡み友人だからこそ言いにくいことがある

税金周りの業務はお金が絡みます。

お金が絡むとやっかいです。

お金をもらっているからこそ(もらっていても)言わなきゃいけないことがあります。

それを伝えるときがしんどいです。

辛いこと厳しいことを伝えるとき、「友達なのにな~」と思います。

でも、せっかくお金を頂いてるからこそ言わないとまずいと思うことがあるから言うのですが・・

 

資金繰り系はとくにしんどいです。

友人のお金事情を知ってしまうことも、そして非情な選択を進めなきゃいけなこともつらいです。

友人でなければ淡々としていられるのに、昔を知った友人だからこそ「どうにかならないかな(ならないと判断したものの)」「もっと前から対策しておけば」といろんなことを思い浮かべます。

いつもなら頭を切り替えられるところが、ひっかかってしまい悶々と考えてしまったことも。

このあたりは慣れてくるとは思いますが。

 

税理士の私がなあなあになってしまいそうになる

「友人だからいいじゃん」ってなにも顧問先(友人)だけの感情ではありません。私だって友達だからな~って思いそうになります。

よくも悪くもなあなあ・・

悪いことじゃないとは思うのです。

白黒つけることだけが正しいとは思いませんから。

とはいえ、仕事上はある程度の白黒の線引きはしておかないと、なあなあ沼に引き込まれそうになる自分がいます。

 

まとめ

友人からの税務顧問について書きました。

相続税は申告期限が10か月なので終わりがあるのですが、顧問の関係は長くなります。それが顧問の良さではあるのですが。

依頼する側も依頼を受ける側も、気軽に友人受けてしまいがちですが、相互にデメリットもあることを知っておいたほうが良いのかなと。

 

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