個人の方の確定申告が好きになってきた

独立・考えてること
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会計事務所に勤務しているときは個人の方の確定申告は嫌いでした。
会社(法人)向けの仕事をしつつも、個人の確定申告を作成するので、残業ありきになります。
業界的に致し方無いですね。
誰しもが通る道なのでしょうけど、憂鬱でした。
独立してから、個人(フリーランス)の方の確定申告への考え方が変わったのを感じます。

 

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普通の会計事務所は積極的に個人(フリーランス)を受けてない説

私が勤めていた税理士法人では、フリーランスのお客様を積極的には受けていなかったです。
他の会計事務所は分かりませんが。
私のところに来てくださった方で会計事務所側から「次の確定申告以降は、個人をやらないことになった」と言われてしまったという方もいらっしゃいました。

確かに、その方は新たに税理士を探す手間や、新たに担当税理士になった私に説明する手間が増えましたが、それはそれで良かったのかなと思います。
会計事務所側からイヤイヤ?でお付き合いされても、お互いに不幸でしょうし。

会計事務所としては、個人(フリーランス)の税務顧問や申告書作成の報酬が低いので敬遠しているのかなと。
・立地の良い場所に事務所を構える
・従業員を雇う
だと単価の低い仕事は受けない、というスタンスも分かります。

人生の色々を垣間見れる

会計事務所に勤務しているときには、個人の方の確定申告は憂鬱でした。
それが一転独立してから、考え方が変わってきました。
その理由は、私もひとり税理士として独立したことが大きいです。

やはり独立されている方とメールや打ち合わせをすると、こちらも得られることや共感することが多いです。
独立された方の人生観のようなものを垣間見れるのが、醍醐味と感じています。

※写真は2019年です

ちょっと話はそれますが、先日、税理士会の確定申告無料相談会に出席しました。
そこでは、ひたすら確定申告書を作成します。
「どれくらい作成するのか?」と興味があったのでカウントしたら20でした。(相談のみの方も含む)
住所、年齢、扶養、年収、年金収入、どこの株持ってる、住宅ローン、などなど申告書を作成するだけでも、個人情報をたくさん聞きます(笑)
申告書を作成する上で必要な個人情報を話してもらいながら、仕事を進めるのが「嫌いじゃないな」と感じました。
今までは個人の確定申告はイヤイヤでしたけど・・

 

個人(フリーランス)に特化した税理士も良いんじゃない?!

会計事務所の王道は、中小企業の税務顧問です。
私も独立した当初は、そういうもんだと思っていました。
が、紹介、単発相談、クラウド会計経由で個人(フリーランス)の方が来てくださいました。

ネットで同業を研究していると「個人専門税理士」「個人に特化した税理士」と打ち出している方もいます。
どういうバランスを取るかは、これからですが、そういう生き方もあるな~とは考えています。

そうなると確定申告期に仕事が集中しすぎるのがデメリットでしょうね。
フリーランスの方の確定申告の売上だけで食っていく道もあるのでしょうか・・?
模索しつづけていこうかなと考えています。

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