もちろん日本政策金融公庫でもコロナに関する融資をしていますが、練馬区でもそういった制度があります。
融資内容、条件、必要書類
・貸付限度額➡1,000万円(運転資金)
・貸付期間➡7年(84か月)以内 (注釈)据置期間12か月を含む
・利率➡年2.0%(利用者負担 0.2%、区負担 1.8%)
・信用保証料➡全額を区が補助
1.主たる事業として東京信用保証協会の保証対象業種を営んでいる、中小企業信用保険法で定める中小企業者であること。
2.法人については登記上の本店所在地が、個人事業者については住所または主たる事業所の所在地が1年以上前から練馬区内にあり、融資の対象となる事業を1年以上営んでいること。
3.確定申告をしており、個人事業者についてはその事業収入が給与収入を超えていること。
4.納期の到来した住民税(および軽自動車税)、法人住民税を完納していること。
5.事業に必要な許認可(届出・登録・許可・認可・免許)等を受けていること。
6.区からの信用保証料補助金返還請求の対象事業者でないこと。
7.融資を受ける資金の使途が適正であり、かつ返済能力があること。
8.練馬区暴力団排除条例に規定する暴力団、暴力団員および暴力団関係者でないこと。
9.新型コロナウイルス感染症の影響により、直近1か月の売上額または利益率(売上総利益率または営業利益率)が、前年同月と比較して減少していること。
上記3は、副業している方のことです。
副業収入が売上よりも多い場合は、要件を満たさないので融資は受けられません。
例えば、年収500万の方が副業ビジネスで400万の売上など。
申込に必要な書類は、
・直近の確定申告(2019年分)
・住民税の領収書
・住民票
・印鑑(書類を持参する場合)
・許認可証、開業届など(飲食店や美容室など許認可が必要な業種)
・上記9を証明するために前年同月比で売上や利益が落ちていることを証明する試算表(単月比較で良い)
融資までの流れ
区のあっせんを受けて、金融機関での融資を申し込みします。
普段お付き合いがある金融機関があれば、一言「練馬区のコロナ融資受ける予定」と伝えておいても良いでしょう。
「新型コロナウイルス感染症に対応した特別貸付の実施について」から必要書類をダウンロードします。
・申込用紙
・売上等比較シート
の2点です。
この2点と上記の必要書類を練馬区融資係へあっせん申し込みをします。
”3密”を避けるため、電話予約性になっていました。
2020年4月20日に電話したところ、最短で5月20日の面談になる、ということでした。
資料を郵送可能です。
電話して問い合わせしたところ、窓口か郵送どちらが早いというのは無いみたいです。
※郵送した方の話だと、郵送後3日ほどで練馬区から紹介状発行の連絡があったようです。(2020年4月23日)
無申告だった人は厳しいかも
今まで無申告の方は、今回の融資は厳しいかもしれません。
無申告だったため、慌てて申告してもです・・
練馬区のほうであっせんは受けられたとしても、金融機関でNGとなるリスクもあります。
これをきっかけに申告しておくことをオススメします。
【関連記事】
メルカリを始めてみたら無申告になってしまう人の心理を理解できた