フリーランス(個人事業主)は利益で生活費(家計費)を捻出。利益以上のお金を使えば貯蓄は厳しい

個人事業主(フリーランス)の税金・ひとり社長の税金
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フリーランス(個人事業主)は利益が大切です。

お金が減っている原因が分かればいいのですが、
・なんとなく貯まらない
・収入は増えているのに貯蓄は増えない
といったご相談も頂きます。

 

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利益の確定から税金の支払いにはタイムラグ

税金や支払に追われて貯蓄できない方もいます。

利益を出し、その利益に対して税金が課税されます。
しかも、1年間の利益が確定した瞬間(12月31日)から納税する(3月15日)までタイムラグがあります。

さらに住民税はもっとタイムラグがあります。

そのため、利益があってもお金が残っていないことも想定されるのです。

フリーランス(個人事業主)の年間納税スケジュール

 

重税感の正体はお金がないということもありえる

利益以上にお金を使えば、お金は貯まりません。
貯蓄があれば、貯蓄の取り崩しになります。

月100万円の利益(売上ではない)があっても、プライベートや生活費で100万円を使えば、お金は足りなくなります。

税金や社会保険が払えない(貯蓄で払うか)ことになりかねません。
重税感が強くなってしまうでしょう。
「やっぱ税金って高いよね。どうせまともな使われ方しないのに・・」とか。

 

月100万円の利益に所得税、住民税、(業種によって事業税)の税金がかかってきます。

利益からプライベートや趣味の出費を引くことができないので、利益は100万円だけど、手元のお金はゼロということです。

税金を払うタイミングでお金があればいいですが、なければ今までの貯蓄から取り崩します。

フリーランス(個人事業主)は利益で生活をしているので、利益のすべてをプライベートや家計費で使っていると、お金がない状態になるでしょう。

そこに追い打ちのように、利益に対して税金がかかるので税金が重たく感じます。

 

【対策】生活費の見直し&利益を上げる

このような状況になる前に生活費(とくに固定費)を見直すことをオススメします。

稼げるようになってくると、どうしてもじわじわと生活費が上がってしまいます。

たとえば
・外食が多い
・コンビニでの買い物が多い
といったことは見直したいですね。

電気代は執筆時点で努力によってどうにもならないので、電気代の削減は難しいかもしれませんね。

 

あとは、もっと利益を出すか。

収入を上げ、ムダな経費を削減すれば、税金は高くなるものの手元のお金は残ります。

せっかく独立しているので、会社員の給料とは違い、収入を上げることはしやすいです。

 

生活費の見直しをしつつ、稼いでいきたいものですね。
もちろん限界があると思うので、バランスを取りつつ。

『ひとりで独立する税理士がやっている営業、やってない営業』

『フリーランス専門税理士の独立後のあれこれ』

 

『家族がパニック障害になったら』

 

 

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