年長者からの「若い時に色々やったほうが良いよね」という言葉の違和感の正体

40歳になり年上、年下の方とどちらともお付き合いがあります。

私自身は言わないのですが、年長者からの「若い時に色々やったほうが良いよね」という言葉をもらったことがあります。

誰から言われたかまでは覚えていませんが、言われたときに少しイラっときたのは覚えています。
・なんであなたに言われなきゃいけないのか
・あなたはそんなにすごいのか
・あなたが若い時に色々やったのか
・やたら上から目線じゃない?
などなど。

言い返せなかった(言い返す必要はないのかもしれないが)けれど、その言葉の違和感の正体が分かった気がします。

思いっきり偏見ですが、正体は若い時に何もしてこなかった人、そして今の現状を嘆いている人ほど、その言葉をかけてきます。

確かに誰だってやり直し体過去の一つや二つくらいあるとは思います。

 

久しぶりに「若い時に色々やったほうが良いよね」という言葉を聞きました。

年長者から若者への言葉。

年下が聞き流せばよいのでしょうけど。

もしかしたら私がバカ正直に真に受けすぎなのかもしれません。

 

その言葉を口にした方からすると単なる普通の会話の一環かもしれませんが、関わりのある方だったので妙に納得してしまいました。

若い時にどんなことを積み重ねてきたのかは知りませんが、現状に満足していないのは分かっているので。

これってドリームキラーにも似ているのかなと。

よくあるのが、
・今からやっても
・失敗したらどうするの
とか。

 

おせっかいや激励の言葉のつもりかもしれませんが、薄っぺらく感じてしまうので私は使わない言葉です。

ブログやメルマガを書いているので言葉の使い方は選びます。

「また機会があれば」と書かれたときにどこまで本気なのか分かりませんが、私が書くのは本気で思っているときだけです。

 

年長者や先に歩みを進めている先輩は背中で語るくらいの気持ちのほうがカッコイイ感じかなと。
上っ面の言葉だけでは受け手には本気度(温度感)が伝わります。

 

昔から「若い時に色々やったほうが良いよね」という言葉をかけられると私の中でアラートが鳴る理由が分かりました。
と同時にその言葉をかけないだろうな。

 

色々やってきたかどうかって誰かが判断するのでしょうか?

私はやってきのか自問自答したときに完璧に「やってきました!」とは言い切れない部分があります。

割り切りは弱さの表れともいいます。

やってきたこともありつつ、やれなかったこともある。
それを受け入れつつ、先に進むことしかできないかなと。

「若者よ!がんばれ」みたいな軽々しい言葉は使いたくないですし、使わないですね。

 

 

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