クラウド会計にしたらラクになる部分と人がやること

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クラウド会計にしたら「サクッと終わるんですよね?」という質問を頂くことがあります。
これはCMの影響なのかなと思ったりします。
YouTubeでもたびたびクラウド会計のCMが流れますし”誰でも簡単に”というニュアンスを感じるのは私だけでしょうか?
「サクッと終わるんですよね?」と質問されると地雷案件かなと疑ってしまいます。
そういう方はとにかく安くやってほしいだけのことがほとんどだからです。
※写真はfreeeを使っていますが、freeeに限らずクラウド会計全般について書いています。

 

クラウド会計導入でラクになること

確かにクラウド会計にするとラクになることはあります!

・銀行口座と同期
・クレジットカードと同期
・Amazonの利用と同期
・モバイルSuicaと同期
・請求書発行から売上の計上ができる機能
など。

私自信も利用していてラクです。

私のfreeeの使い方

ブラウザで動かす会計ソフトです。
そのためPCを買い換えても、ログインすればすぐに利用できます。

スマホからでも確認可能です。

インストール型の会計ソフトは、インストールし認証する手間があります。

 

人の手や目が必要なこと

しかし、クラウド会計と同期しただけで終わりません。

・科目ごとにチェック
・仕訳をチェック
・増減の確認
・消費税科目のチェック
など。

クラウド会計に数字を入れて終わるのではなく、
・その数字がまともなものなのか
・どう生かせるのか
まで考えておく必要があるでしょう。

クラウド会計はブラウザで動いているため、修正したり1つずつ入力することに向いていません。
そういった点では弥生会計のような、インストール型に軍配が上がります。

 

クラウド会計を導入して「面倒な経理から解放されたー!」と思うのは止めましょう。

幻想です。

将来的にAIが発達して修正やら対策まで、何もかもやってくれるようになるまでは、人の手や目が最終的には必要です。

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