前払費用などの経過勘定科目は年始(年度はじめ)にやってしまう

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銀行借入の際、支払った信用保証協会への保証料の取り扱いと、実務的な会計ソフトの処理方法について書いていきます。

 

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信用保証料の会計処理

銀行からの借入時に信用保証料を払います。

払ったときに経費にならないことが多いです。

・保証期間が1年以内

・保証料20万円未満
であれば、その年の経費として処理します。

20万円以上なら、保証期間に応じて経費処理します。
前払費用で処理しておくのですが、年末時点で費用にするのを忘れてしまいがちです。

 

会計ソフトでの処理

・法人なら年度はじめ
・個人なら年始
に保証料の処理をするようにしています。

申告のときにやろうとすると、他の処理もあったりして忘れるリスクがあるからです。

 

弥生会計22から、前年の仕訳をコピーする機能が追加されました。

保証料は初年度は月割計算があるのですが、それ以降は毎年同じ金額になることが多いです。

「帳簿・伝票」➡「前年度仕訳帳」

該当する仕訳を右クリックし「当年度の仕訳日記帳へ登録」で、今年度に仕訳がコピーされます。

弥生会計は金額ゼロでも仕訳することができるので、ゼロで入力しておくのも方法のひとつですね。

MFクラウド会計だと金額ゼロの仕訳を登録できなくなっていると思います。

 

年度繰り越しをしたら、ついでに保証料の仕訳も前年コピーしておくと決算時にラクになりますし、他のことに集中することができます。

 

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