入金が「少ない」と思ったときは源泉税が原因。入金と売上は一緒ではない

個人事業主(フリーランス)の税金・ひとり社長の税金
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フリーランスの方で、「請求or支払通知と入金額が違う」と感じたことがあるかもしれません。

「あれ?少なくない・・?」と。
「振込手数料が引かれてるにしては大きい金額だしな・・」

その原因は、源泉税が引かれているからです。

100の売上であれば、源泉税が10で、入金額が90となります。

入金額で管理されている方もいます。

入金額と売上は同じではないので、割り返してあげる必要があります。

 

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源泉税の計算で税抜か税込かはどちらでもいい

源泉税が10.21%引かれているので、割り返す必要があります。

ただ、取引先の会社さんが税抜金額に10.21%をかけているのか、税込金額に10.21%をかけているのか。
これはどちらでも良いことになっています。

支払通知があれば詳細が分かりますが、入金だけで管理していると源泉税が分からない状態になってしまいます。

税抜 税込
売上 100,000+消費税10,000 110,000(税込)
源泉税 10,210 11,231
手取り 99,790 98,769

同じ、110,000の売上でも税抜金額に10.21%をかけるか、税込金額に10.21%をかけるのかで手取りが変わります。

 

ざっくりした売上の管理であれば、入金額を0.9(厳密には0.8979)で割り返せば、売上の金額が分かります。

 

フリーランスが自分で確定申告するときに気を付けること

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