ホワイト企業から独立した不安感と克服方法

独立・考えてること
スポンサーリンク
Pocket

私が勤めていた三菱商事子会社は、ホワイト企業だと感じていました。会計事務所業界に比べたら天国みたいな環境でした。なので独立し、「ひとり税理士」としてやっていくと決めたものの、不安感は残っていました。どこに不安を感じていたのか?どのようにその不安を克服したのかを書いていきます。

スポンサーリンク

雇われるなら企業経理がオススメ

冒頭に書いたように三菱商事子会社だからでしょうか?

会計事務所業界に比べると環境は良かったです。

環境とは、

・年収

・残業時間

・同僚・上司から認められたり感謝される

・コンプライアンス

・人として扱ってもらえる

です。

年収はいったん下がりましたが、1年で元通り以上の年収になりました。

その後の年収もある程度見えています。(良かれ悪しかれ)

来年度は課長職になる予定?だったような。

残業も全社的に多くなかったですね。

私も家族と過ごす時間が増えましたし。

いっとき上限を超えて残業した月があり、上司から軽く指摘を受けたこともあります。年度末決算なので、仕方ないと言えば仕方ないのですが。

それくらい環境やコンプライアンスにはうるさい会社でした。

コンプライアンスにうるさくできるのは、利益がある程度出ていたりするから、社員の心に余裕もあるのかなと感じます。(社風もあるでしょうけども)

同僚や上司からも、仕事をきちんとやっていると見てくれています。

感謝され、それがボーナスにも跳ね返ってきます。

これは、会計事務所業界にいたときには感じられなかったことです。(私に原因も多少あるのでしょうけども)

従業員として働くなら企業の経理がオススメです。

 

勤めていても不安はある

ホワイト企業を辞める選択をするのは難しかったです。

ブラックなら簡単に辞めてやる!って思えたでしょうけど。

勤めていても不安はあるでしょう。子会社特有のリスクかもしれませんが。

・身売りされるリスク

・解体されるリスク

・給与体系が変わるリスク(給料下がる)

・親会社から来る社長や役員によって雰囲気がガラッと変わる(良くも悪くも)

 

勤めていた当時は安定していて環境が良いかもしれないけど、今後30年間は予測なんてできないです。

10年後、15年後に上記のようなリスクが発生した場合、その年齢で再就職や独立するのは気持ち的にハードルが高いと感じました。

自分が信頼していた「安定」って意外と儚いもの?幻想なのかも?と考えるようになり、それならば独立して食っていく力をつけようと考えるに至りました。

 

企業経理出身だと話しやすい税理士になれる

企業経理を経て独立しました。(その前に会計事務所業界には居ました。)

なので私には、いわゆる「先生」的な雰囲気は無いです。

サラリーマン社会を経験してから独立できたのは目に見えない「武器」を手に入れることができました。

それは「まずはきちんと相手の話を聞く」ということです。

それだけか?と思うかもしれませんね。

企業内税理士とはいえ、役職は平社員なので営業の部長クラスの方と会話するときには気を遣いましたし、こちらは聞き役に徹することが多かったです。

例えば経費精算や交際費のクレーム?も、よくよく聞いてみると違うところに不満があったりするものです。

単に質問に答えるだけでなく、その質問やクレームの背景まで考え探る経験ができたのは財産です。

 

【関連:先生と呼ばれることに慣れないし、慣れる必要もない。「脱・先生商売!」

 

【編集後記】

近所に平日ランチに行くことなんて初めてかもしれません。

【育児日記】

兄:近所の広い公園でひたすら自転車の練習です。

妹:兄のストライダーをもらい、まずはストライダーを押す練習から。

 

タイトルとURLをコピーしました