個人の確定申告で低単価に陥らないための工夫

個人の方の確定申告を税理士事務所や税理士法人がやりたがらない理由は、普段から忙しいのに2月3月に仕事を集中させたくないことに加えて低単価というのも挙げられます。
私は低単価にならないような工夫をしているつもりです。

 

低単価でも業務量で調整

どれくらいの金額が低単価に当たるのかは何とも言えませんが・・

ネット検索してみたら、
・記帳代行アリ
・売上500万円未満
だと年間10万円で確定申告まで関わる事務所があるようです。

1,000万未満で記帳代行アリだと15万円。

低価格に該当するようにも思えます。

 

私の料金はこれよりは高めの設定になっています。

業務量で調整させてもらうことがあります。

・打合せを無しにする
・打合せは年1でオンライン
・excelに入れてもらう
・資料の出し方を(ある程度)カチッと決めさせてもらう
など。

料金内で何でも頑張って対応しようとしすぎるから、しんどくなってしまうのでしょう。

やらないこと(やれないこと)を決めるといった業務量で調整しています。

 

業界を絞る

業界を絞るのもひとつです。

お伝えすることや注意点が似る、会計ソフトの勘定科目をコピーできるといったメリットがあります。

飽きてしまうリスクがあるかもと思ったのですが、対お客様で考えてみると人それぞれ性格や考えにも違いがあり、私は飽きるリスクはほぼ無いと感じています。

業界に強いと感じて頂くことで(それだけではないのですが)、単価を下げなくて良くなります。

また業界の方特有のお金の感覚がもあるような気がしています。その業界に合致するような感覚を持っていることで強み、違いになることもあるような気がしています(何となくですが)。

 

低価格にならない魔法のような方法はなく、ふとしたきっかけや、ちょっとしたことなのかなと考えています。

 

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