独立して食えなかったらどうしていたか【ひとり税理士の戦略】

独立・考えてること
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ひとり税理士として独立しても食えなかったときのことは考えていました。
創業融資200万を受けましたが、怖くて使えなかったですね。
私は”無収入が1年近く続いて、200万が底をつく”状態で撤退かな~と考えていました。

 

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雇われる

独立を諦めたら雇われるほうに戻っていたと思います。

・1年間無収入(ゼロ収入もそうですが、月数万が続くことも含みます)
かつ
・200万の創業融資がなくなる
という条件です。

デッドラインを決めておけば、諦めもつきます。

 

戻る可能性(リスク)があるからこそ、30代前半で独立しておきたかったです。

もし、先ほどの条件になってしまったとしても34歳か35歳でした。

 

現在の求人票には年齢制限を書くのはダメになっていますが、年齢で見られていることも事実だと感じます。

それは、会計事務所と子会社経理で採用に同席したり、上司から履歴書を見せられて「どう思う?」と聞かれたことがあるからです。

職場の年齢構成にもよりますが年齢を気にする日本社会では、年上の上司は扱いにくいとされてしまうことが多いでしょう。

ただ、「30代であれば、そこまで気にせずに戻れる」と考えていました。
会計事務所も経理も。

 

下請けの仕事を増やす

食えない状態が続けが、下請けの仕事を増やしていました。

この税理士業界、忙しい事務所は忙しいです。

社員を雇うほどではないし、短期的なバイト感覚で手伝ってほしい事務所はあると感じています。

独立前から先輩事務所でバイト(外注)として仕事をしていた

 

また、クラウドワークスやランサーズでも確定申告の外注先を見つけたがっている事務所はありました。

私が独立した当初にもそういった案件がありましたし、DMをもらったこともあります。
いろんな人にメッセージを送ってるのだと感じました。

 

会系ソフト、税務ソフトは後回し

独立当初は、個人の確定申告を国税庁HPでやっていました。

正月明けから使えますし、件数も少なかったので。

いきなり会系ソフトや税務ソフトを揃えることはしていません。

法人のお客様と契約し、決算を迎える時期になってから法人税の税務ソフトを導入しました。

会計ソフトも弥生、freee、MFがあれば十分だと感じています。

クラウド会計は囲い込みを目的として、認定アドバイザー制度や公認メンバー制度を採用していますが、これもいきなり入らなくて良いと考えています。

「加入すると紹介がある」なんて言われますが、まともな紹介は本当に珍しいです。

相見積されたときの受注率はゼロ(2021年5月現在)

独立して食えなかったら戻る選択肢も考えていた

 

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