勤務年数4年の退職金よりも2年間の小規模企業共済のほうが大きい

お金、時間の管理、効率化
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上場子会社経理を退職するときに退職金が出ました。
上場子会社経理より前に勤務した税理士法人や会計事務所では、退職金すら出ないかったです。
退職金もらえただけでもありがたいことですが、独立して小規模企業共済に加入してみると「あれ?2年やってるだけで、上場子会社経理の退職金超えたかも」という状況です。

 

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サラリーマンの退職金と小規模企業共済の比較

「小規模企業共済 掛金納付状況等のお知らせ」が届きました。

2年ちょっとの加入で100万ちょいです。

小規模企業共済加入当時は、満額の7万円ではないものの100万ちょっと貯まってきました。※現在は7万円。

月7万円(年間84万円)で35年間加入したときの計算を、中小機構HPでシュミレーションしてみました。

結果は、3500万円ほど受け取れるようです。

 

ネットで大企業やその他の会社の退職金を調べてみましたが、金額のばらつきもありますし、企業年金を考慮しているかしていないのかも違い、一概に比較することはできませんでした。

私が勤めていた上場子会社経理で数十年働いてもらえる退職金よりは、小規模企業共済のほうが大きくなる印象です。

経理にいると誰がいくら退職金をもらったのか分かってしまいます。

 

「小規模企業共済は自分で積み立ててるだけじゃん?」という意見に対して

サラリーマンは会社から退職金がもらえるのに対して、「小規模企業共済は自分の退職金を自分で積み立ててるだけじゃん。」という意見があるかもしれません。

しかしながら、退職金は給料の後払いだと考えています。

本来ならその時にもらえたであろう給料をもらえず(もらわず)に退職金に上乗せする。

退職金で会社につなぎ留めておく仕組みだったのかもしれません。

企業会計において退職給付の性格は、労働の対価として支払われる賃金の後払いであるという考え方に立ち、基本的に勤務期間を通じた労働の提供に伴って発生するものと捉えていた。

※退職給付に関する会計基準

会計基準ではありますが、会計は退職金を給料の後払いと考えていますね。

そう考えると、サラリーマンの退職金は会社からもらっているお金というよりも、自分の給料から積み立てたお金とも言えます。

サラリーマンの退職金もフリーランスや自営業の小規模企業共済も同じだと考えます。

誰が払うのかは違いますが。

サラリーマン➡会社が積み立ててくれた退職金
小規模企業共済➡自分が積み立てた退職金

 

フリーランスになったら小規模企業共済に加入

 

いろいろ書いていきましたが、「フリーランスになったら小規模企業共済」ですね!

 

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