上場子会社経理に転職するときに「4~5年くらい頑張って仕事を覚えて認められたら、次のステップ考えよう」と思っていました。結局4年2か月で独立しましたが、当時考えていた選択肢は「残って出世」「上場経理に転職」「ベンチャー企業へ転職」、そして「独立」です。
私の考え、家族の環境、将来を考えての独立ではあったのですが、当時考えていたことを書いてみようと思います。
残って出世
転職当初から次の転職を考えではなかったです。
認められて、残って出世していくつもりで入社しました。
せっかく認めてもらったし、残るのが仁義かなと迷う時期もありました。
転職当初から次世代として期待は感じていました。
10年~15年勤務していたら経理部長にはなれてたのかなと思います。
実際にそういった期待の言葉も頂きました。
環境や私の能力が著しく不足していなければ、経理部長になっていたかもしれません(笑)
でも、人の管理って大変です。当たりまえですが。
サラリーマン特有の足の引っ張り合いみたいのもありますし、親会社から来る役員によって色々変わりますし。
そういうのが気にならないという方なら良いかもしれませんが、4年ほど在籍してそういうのを見たり聞いたりするのに疲れてしまった側面はあります。
組織でやって「1+1」が2にならずに1.5とか1.8になっているような気がしていました。
他の会社は分からないですが、うまく人材を生かしきれてない、生かすつもりもない、諦めている印象が会社側も社員側にも感じました。
「だからこそ独立してみよう」と思えた訳ですが。
上場企業経理への転職
上場していないと利害関係者は親会社くらいです。
決算書を作成ていても「本当に見てるんかいな・・」と思ってしまうこともありました。
ただ、細かいとこを見てる人は見ているので気は抜けませんでした。
ただ、年収や仕事の幅は、上場している方が高くなるでしょう。
事実、転職サイトには上場企業経理のほうが年収が高いです。
年収や仕事の幅が広がることが分かっていたので、上場企業にも関心はありましたが、勤務地が地方や海外もあり得たので選択肢から外しました。
家族と離れる単身赴任はイヤでしたし、引っ越すのもめんどくさいですし・・
上場準備前の会社(ベンチャー企業とか)
「仕事は大変だけど上場するときの経験は希少価値が高い」と当時の上司に言われました。
その上司は、20年ほど前に勤めた会社で上場に携わった経験を買われ、子会社を定年退職後に管理職として上場前の会社に再雇用されました。
ただ、上場前の会社の傾向は、
・上場後に給料上がるかもしれませんが、給料が下がる
・上場準備で勤務時間長い
印象でした。
家族がいるので、給料が下がるのに勤務時間が長くなるのは、私としてはしんどかいかな・・と。
上場の経験ができるので、経験は買えるのかなと思います!
会社の利益が出ていれば給料も高くなる
上場だと給料高くて、上場してないと給料が高くない、みたいな書き方してきました。
この考え方は、当たっている部分もありますが外れている部分もあるのかなと思います。
やはり会社や業界的に利益が出ている会社に勤めれば、給料も高いでしょう。
上場企業はもちろんのこと、不動産、広告、保険は利益が大きいので給料にも反映されやすいでしょう。
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