神社やお寺への寄付金を交際費として経費処理するのか?

神社やお寺への寄付金を交際費として経費処理するのか?
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会社を経営しているとお付き合いもあり、神社やお寺に祭礼等の寄付をすることがあります。「これって寄付なの?」「お付き合いだから交際費?」など迷うことも。

寄付金と交際費の考え方

寄付金は、見返りを期待せず、事業との関連性が低い支出をいい、交際費は、事業関係者に対して行われる接待等で、見返りを期待した支出です。

交際費 寄付金
支出の相手 事業関係者 事業関係者以外も含む
見返り 求める 求めない

 

つまり神社やお寺への支出は、事業に直接関係ないものとなり寄付金に該当します。

(神社の祭礼等で、お付き合い的な色合いが強いとしても)

※法人についての記事です。個人事業主(フリーランス)の寄付金は「寄付金控除」で対応します。

少額なら交際費として経理処理

神社やお寺への支出は、「(教科書的には)寄付金」です。

ただし実務では、1万円程度の支出に関しては、寄付金とせず交際費で処理していることもあります。

交際費は年間800万円までは経費になり、800万円を超えた10%が経費になりません(2018年現在)

 

寄付金についても、会社の利益や資本金によって経費になる上限が決められています。その上限を超えると経費になりません。

1万円程度の金額では、その限度内に余裕で収まることが想定されており、どちらの科目で処理しても同じ結果になります。

「交際費で処理しても、寄付金で処理しても同じなら教科書通り寄付金で処理すれば良いのでは?」と思われるかもしれません。

なぜ、実務上「交際費」としているのか?

それは、寄付金として処理すると申告書を作成する時に、ひと手間あるからです。

そのため実務上では、結果が同じでも「交際費」で処理していることも。

この方法は、あくまで少額であることが前提です。

本来は寄付金であることをお忘れなく。

給与に該当することも??(個人的な寄付とみなされると)

法人としてではなく、個人的な寄付と判断された場合には、役員給与となってしまします。

源泉税の漏れやペナルティを受けるリスクもあります。

祭礼等の寄付をする場合には、その目的などを説明できるようにしておきましょう。

 

〈編集後記〉

半年ぶりに整体に行きました。運動・筋トレをするようになってから、半年に1度くらいのペースになりました。以前は月1でお願いしていた時期もありました。

〈育児日記〉

兄:ウインドブレーカーでは寒いようで裏起毛のパーカーにしました。

妹:「夜雨降るのかな」と私が独り言を言うと、長靴を出して履いていました。

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