1年ごとに税理士と契約更新を確認しあいましょう

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フリーランス専門税理士の磯俣です。
私はお客様と税務顧問契約を結び1年のお付き合いが終わった時(決算や確定申告)に、「来年はどうされますか?」と確認するようにしています。

多くの方は「来年(来期)もお願いします」と言って頂くのですが、そのまま関係が終わる方もいます。
会計事務所に勤めていたときは、契約更新などしませんでしたが、独立してからはしています。

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契約更新の確認をする理由

税務顧問での関係はずーっと続くイメージです。
私は、決算や確定申告後に契約更新するかをお聞きしています。

その理由は、”きちんと線を引いておきたいから”、”緊張感を維持したいから”です。
仕事上のお付き合いなので、なあなあにはしたくないです。

税理士にも色んなタイプがいます。
お客様との飲みにケーションで積極的に絡むタイプもいます。
私は、ある程度の距離感を大事にしたいのでお客様と飲みにケーションを取ることはほとんどないです。
なので、友達からお客様の紹介はありますが、友達の税務顧問はやりにくいでしょうね。
現状、そういった打診はないです。

私の場合は、なあなあの関係ならすごいテキトーな対応になりかねない、と思っています。
だからこそ、1年後に契約を更新するかどうかを確認しています。
自分がきっちり仕事するための契約更新でもあります。

 

お客様からの立場でも更新の確認はメリットがある

私(税理士)のメリットを書いてきましたが、お客様側にもメリットがあると考えています。

契約を更新するにしても、決算や確定申告が終わって、また新たな気持ちで税理士に依頼できると感じます。
「また来年(翌期)もお願いします」とお互いに言い合うと清々しい気持ちになれますしね。

お客様側からも、関係がなあなあで続くと「何年も付き合ってるから資料のそろえ方が雑でも大丈夫だよね?」、「本当はプライベートだけど経費に入れてくれるでしょ?」となるリスクがあります。
それなら毎年新たな気持ちでお付き合いして頂きたいというのが本音ではあります。

 

解約をしたいなと思っているお客様にしてもメリットです。
解約を言い出しにくくてダラダラ関係を続けてしまうのは、税理士もお客様も双方が不幸です。
お客様の解約を言い出しやすくするためにも、契約更新の確認をしています。

「ちょっと合わないな~。でも言い出しにくいな~失礼にならないかな~?」と悩んでいるなら、税理士からの契約更新の確認は助け舟ではあります。

 

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