支払った医療費が返ってくることが医療費控除ではないのです

個人事業主(フリーランス)の税金・ひとり社長の税金
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医療費控除について「支払った医療費が(全額)返ってくるんですか??」と質問されることがあります。
それだと、医療費の無償化と同じです。

 

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医療費控除はお得な制度(節税)とは言えない

医療費控除は所得を減らしてくれる効果はありますが、節税とは言えないです。

”医療費がそれなりにかかって大変だから、税金を抑えてあげますよ”という制度です。

それなりという線引きは、
・支払った医療費10万円
・所得の5%
か少ないほうで判定します。

「支払った医療費ー10万(又は所得の5%)=医療費控除」です。

このように10万円(又は所得の5%)を超えた部分が所得から控除される制度になります。

10万円を超えた金額の税率分が税金が安くなる(還付される)金額です。

医療費を集計するご自身の時給のほうが高いかもしれません。

全くもって、お得な制度ではありません。

 

医療費がかからない生活を

このように医療費控除は、お得な制度ではありません。

ないよりあったほうが良いかもしれませんが。

・医療費控除になるもの、ならないもの
・どこまでの親族の医療費が適用されるのか
など知ること以前に医療費がかからない生活を送りたいです。

 

医療費は治療のための支出です。

健康維持のために運動したり、ジムに行ったり、食事を改善するための支出をしても医療控除の対象にはなりません。

かといってトクホを飲めば健康かと聞かれると違うような・・(笑)

どうせお金を使うなら健康のために楽しくお金を使いたいものです。

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