貸借対照表の残高チェックは決算にまとめてやらない

貸借対照表の残高チェックは決算にまとめてやらない
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損益計算書(P/L)を重視するあまり貸借対照表(B/S)を軽く見ている方が多い印象です。B/Sも大切です。B/Sは静止画、P/Lは動画なんて言われ方もします。

貸借対照表の科目がマイナス表示?

B/S科目がマイナスになったままの会計データを見ることがあります。

経理担当者が変わったタイミング、会計事務所が変わったタイミングなどで会計データを見させてもらうと、見つけたりします。

入力する当事者の方は、入力することで精いっぱいですのでB/S科目がマイナス表示される原因まで探るのは厳しいのかなと。

入力担当者の上司なり、税理士が確認していくことでチェック機能を果たせます。

B/S科目がマイナスになってしまう理由としては、

・単なる科目ミス

・過入金や過払金

などです。

実際には大きなミスではありません。

しかし、これを決算までほったらかしだと決算時に苦しみます。

毎月確認すること

決算時だけ確認せず、毎月確認しましょう。

毎月、毎月きちんと経理していれば決算業務は大きな負担にならずに済みます。

・売掛金⇒〆と入金処理がきちんとされているか?振込手数料はどうなっているか?

・仮払金⇒把握できるものか?解消されるのはいつなのか?

・借入金⇒元金と利息を分けて処理しているか?

・預り金⇒源泉所得税、社会保険料の処理は適正か?

とくに↑は確実に見ていきましょう。

 

補助科目を作成してみては?(例えば売掛金勘定)

売り先が複数ある場合、

①売り先ごとに補助科目を作成する

②入金が確認されたものを「入金済」勘定や「99」勘定を作成する

方法があります。

①は、売り先ごとに残高などを把握できるのですが、新規の取引先が増えたりすると補助科目が増えすぎてしまいます。

【関連:補助科目を作成するメリットと注意点

そこで②の方法を取ります。(①の方法をミックスさせても構いません。)

売上発生時に、

9/30「売掛金(補助科目:A社)/売上」

とし、入金時に

10/31「預金/売掛金(補助科目:入金済)」

の仕訳と同じタイミングで9/30の補助科目を”入金済”勘定に修正します。

②の方法は入金済になった勘定をゴミ箱に放り込んでいく方法です。

入金済勘定は、必ず残高がゼロになります。

「入金済勘定ではないもの=未入金の売掛金」と簡単に識別することができます。

 

〈編集後記〉

この一か月電卓やテンキーを左手で叩くのをトライしてみました。受験生時代から10年間、右手を使っていますので左手で叩くのは諦めました・・・

そもそも左手に変えなかきゃならない理由もないですし、やる意味が曖昧でしたね。

〈育児日記〉

気圧や天気の影響なのか二人とも7時近くまで寝ていました。

 

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