業界の外に出てみると自分の中の税理士像が変わった

独立・考えてること
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私は会計事務所業界3年してから上場子会社経理に転職し、4年過ごし独立しました。
税理士業界の外(会社の経理)に行ってみたからこそ、税理士という資格について考えたり、思うことがありました。
業界の外にいたから気付けたこともありました。

 

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自分の中での思い込み

会計事務所業界にいるときに考えていた税理士は、
・国内大手税理士法人に勤務
・BIG4系税理士法人
・相続専門の税理士
・町の税理士として独立(数名採用する)
・上場や子会社の経理
です。

ひとりで活動している人はいないとすら思っていました。
あえてひとりを選択している人はいないとも思っていましたね・・

私は町の税理士を目指していました。
町の税理士は、お客様(法人メイン)のところに定期的に訪問し、資料を回収して記帳代行と決算申告がメインで、年に1回くらい相続税の申告があるくらいなというイメージです。

当時の私は、
・ひとり税理士
・個人をメインにする税理士
という考えはなかったです。

 

そもそも税理士と会計士の違いって?税理士は何する人なの?

会計事務所業界に疲れた私は上場子会社経理に転職します。

初めて税理士資格を持っている人を採用したそうです。
ほとんどの方は「税理士って難しそうな資格だけど、よく分からん・・」といった感じでした。

そもそも監査に来る会計士のほうが馴染みがあり、会計士との違いも知られていなかったです。
・会計士➡上場系の会計監査
・税理士➡中小企業、個人の確定申告
というザックリの話や「税務代理」「税務書類の作成」「税務相談」といった税理士の独占業務の説明をしていました。

ただし、私が転職した上場子会社経理では、顧問税理士に依頼をしておらず自社で申告までしていました。
法人は税理士をつけて申告までするものだという自分の中での当たりまえが崩される良い経験でした。

考えてみれば個人の事業所得の確定申告では、多くの方がご自身でやっていますしね。
別に税理士をつけることがマストではないんだということに気付けて良かったです。

顧問100%でなくてもいい、という発想も持つことができました。
現状の収入は顧問売上が高いですが、単発での個別コンサルティングのメニューを掲げるきっかけにもなっています。

独立するしないに関わらず、会計事務所業界の外にでると今までの自分を見つめなおす良い機会だと考えています。
会計事務所業界に残るのかを考えている方は経理への転職はオススメです。

 

常識が崩れたことでひとり税理士でやる覚悟ができた

今までの常識が崩れたことで、私の中にある町の税理士像が変わりました。
・毎月会うことが必須ではない
・オンラインでのやり取り
・資料はデータで良い(excel、PDF、写真など)

「ひとりなら活動できるかも」といった消極的な思考だったこともありましたが、ひとりだからこそ、お客様に貢献できると考えられるようになりましたね。

グループ会社の経理が集まる研修は発見が多かった

マズローの欲求5段階と会計事務所、上場子会社経理、独立

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