ひとり税理士の年収(売上)

独立・考えてること
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「ひとり税理士 年収」「ひとり税理士 食える 食えない」という検索ワードでこのブログを読んでくださる方がいらっしゃるので、その方向けに書いていきます。

 

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独立前に思い描いていた税務顧問業

独立前に思い描いていた税務顧問は、年間報酬50万円~60万円の会社を20社ほど、と考えていました。

20社であれば毎月2社決算申告というペースで仕事できます。

会計事務所業界に勤務していた時の事を考えると、月に 2社の決算申告というのは「問題ない」と思っていました。

年間50万円を20社やることで売上1,000万という計算です。

年間50万円は、
・記帳代行込み
・定期訪問
・年末調整
・法定調書
など諸々を含んでいます。

法人の顧問に追加して個人の確定申告やスポットの業務も行うことで1000万+αを考えていました。

 

現実の顧問業

しかし、独立前後に副業での法人の顧問が一件あっただけなので、独立後はなかなか厳しいものでした。

月数万円の売上ということもありました。

運良く独立2ヶ月後に紹介を受けることができ食える状態になりました。

その時に紹介いただいたのがフリーランス(個人事業主)でした。

そこから私は個人事業主メインの税理士でやっていこうと決めます。

当記事の執筆時点で、40件ほどの税務顧問をしていますが法人は2社です。それ以外は全員個人の方になります。
40件に顧問料を掛けたものが私の売上になります。

 

独立したら自分が信じたように進みたい

SNSやブログを見ているといろんな方の意見があります。

クラウド会計からは「年間100社やりましょう」といった案内もあります。

また、
・記帳代行は一切やらない
・セミナー中心
・相続税メイン
・税務調査メイン
・国際税務メイン
などいろんな税理士の方がいます。

そういう方と比較してしまうと、すごい引け目を感じるものです。
「自分には何もないな」と。

ただ、あんまり周りを気にしすぎても良くないかなと感じています。

「自分ができることを、欲している方に提供する」と発想や考え方にした結果、私はフリーランス中心で記帳代行もやるという方向性にしました。

個人を相手にしている会計事務所が少ないようで、そこにはニーズがありました。

紹介や問い合わせでも多いのは「個人でもいいですか? 」というものです。

 

どこまで深く付き合うのか

顧問件数を増やすにあたり、どこまで深く付き合うのか意識しています。
・毎月や定期訪問してほしい
・電話や連絡にすぐ対応してほしい
というようサービスはしていません。

毎月資料を送っていただき会計ソフト入力し気になるところは質問する。
それに付随して2020年であれば持続化給付金や小規模企業共済等の節税をご案内するというスタンスです。

また、フリーランス(個人事業主)でも月の仕訳数が少ない方が多いです。
ストリームドやクラウド会計の同期を利用しても、そもそも仕訳数が多ければ確認や修正に時間がかかります。
効率化にも限界があるでしょうし。
そもそもの仕訳や取引数が少ないということも大切だと考えています。

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