緊張しながらも租税教室の講師してきました

独立・考えてること
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中学3年生に向けて租税教室の講師をしてきました。覚えているうちにブログネタにしようと思いさっそく書いていきます。租税教室は国税庁としても力を入れたいようです。

国税庁では、次代を担う児童・生徒が、民主主義の根幹である租税の意義や役割を正しく理解し、社会の構成員として税金を納め、その使い道に関心を持ち、さらには納税者として社会や国の在り方を主体的に考えるという自覚を育てることを目的に、租税教育の充実に向けて支援を行っています。(国税庁HP)

ちなみに私が小学校、中学校のときに租税教室っぽい授業は無かったと記憶しています。

※中学校にて

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熱意があるうちに体験したかった

税理士登録したものの2018年12月までは三菱商事子会社に勤務していたこともあり、2019年になってようやく租税教室を担当することができました。

租税教室の日程を確認すると年末から2月にかけての日程が多い印象でした。

せっかく「租税教室やってみよう」と思っているのに最短で12月でした。日程が出揃ったのが6月なのでこのまま12月まで待つのは確実にやる気無くなるな・・と考え、7月初旬の中学校に手を挙げました。

私はきちんと予行練習してから本番を迎えるタイプではないので、とにかく租税教室の日程をなるべく早めに決めました。

 

事前練習

さすがにぶっつけ本番という訳にもいかず、私のために事前に練習を開催してもらいました。

その中学校を担当する他のメンバーの方にも事前練習にお付き合い頂きました。

租税教室にはシナリオがあり、それに沿った形で進めていきます。ガチガチに暗記する必要は無いものの、重要要点だけはきちんと生徒さんに伝える必要があります。

事前練習までにシナリオを一通り確認し、租税教室の根幹となる部分は覚えたつもりでしたが、いざ話してみるとさっぱり言葉が出てこなかったです。

すべてに共通することだと思いますが、「腹落ちしていないことは話せない」ということを痛感しましたね。

メンバーのお手本を見させてもらい、再挑戦し少しはマシになったものの、このまま本番を迎えるわけには行かない!!とお尻に火が付きました。それから毎日シナリオを一読しました。心配なのでカンペも仕込みました。

 

中学校の先生との事前打ち合わせ

租税教室前に社会科担当の先生と事前の打ち合わせがありました。

先生から「磯俣さんの担当するクラスはやんちゃかもしれませんね!」と伝えられました。その時はどのくらいのやんちゃ感なのか分からず、少し心配になりました(笑)でも後述しますが、普通の元気が良い中学生でしたので、助かりました。

妻に「オレが担当するクラスやんちゃらしいよ」と伝えると「こぼちゃんみたいな髪型してるからナメられないようにね!」と激励を頂きました。

 

租税教室当日

子供2人を保育園に送ったあとにカフェでシナリオの読み込み、頭の中での予行練習をしました。緊張からなのか急な腹痛に襲われ、トイレにも行きました(笑)たぶん朝、してなかったからでしょう。

他の仕事して気分を紛らわすことも考えましたが、何度もシナリオを読むことにしました。

中学校にも20分早く着いてしまい、そこでもシナリオの確認していました。

2人組で担当することになり、私のペアの方が3時間目を担当し私が4時間目でした。

いよいよ、4時間目になりました・・・

シナリオ通りとはいえ、年齢やおうちの方の仕事を質問するときちんとクラスの皆さんからの回答がありました!これで少し緊張はほぐれましたね。

シラーーーっとした雰囲気になったら、更に緊張していたいでしょう。寝るような生徒や退屈そうな雰囲気の生徒さんはいなかったような気がします。(私が気づいてないだけかも?)

緊張で早口だったのか終了予定時間の5分前くらいに終わりました。途中、ペアの方に助け舟を出してもらいながらも、何とか走り切りました。

今後の反省点は、早口やカンペに頼りすぎるのを修正していきたいですね。何事も経験なので、ひとまずOKでしょう。

単発相談や税務顧問で初めてお会いする方と話すことに緊張はしないです。色々な考え方や意見もあるんだなと思えますしね。

中学生とはいえ、30人を前にするとそれなりに緊張しました。この辺りは場数を踏んでくれば、緊張しなくなると感じています。

最後にやんちゃそうなサッカー部っぽい生徒から「Cロナウドは脱税したんですか?」と世界規模の質問がありました。「脱税したって報道だよね。」と答えるに留めました。私はバルセロナファンなのでアンチの意見ばかり言ってしまう恐れがあったので、その程度にとどめました(笑)

 

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