転職活動は繁忙期前にメドをつけておきたい(私の実体験も含めて)

経理転職、会計事務所転職
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2019年の税理士試験は8/6-8です。試験後にTACや大原主催の就職説明会がありますね。私も過去に参加したことがあります。税理士の繁忙期は年末から翌年5月と言われています。年末から5月にかけて、年末調整、法定調書、給与支払報告書、個人の確定申告、5月申告という業務があります。そして6月以降は閑散期と言われています。「言われています」というのは、何だかんだやることあったりしてそれほど暇ではなかった記憶があります。会計事務所業界に就職、転職するなら6月以降や試験後に活動するのが一般的です。企業の経理へ転職するのも同じく、6月以降や税理士試験後の夏がオススメです。私の体験も交えつつ、その理由について書いていきます。

※pixabay

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私の企業経理への転職活動

5月申告が落ち着いた5月下旬くらいに転職サイトに登録しました。
5月申告の繁忙期が終わると、心の余裕も出るので登録する気になれましたね。

6月上旬:エージェントと面談

6月中旬~下旬:求人の確認、面接の日程調整。

7月上旬:面接開始

7月中旬~下旬:3社面接(うち内定が出た三菱商事子会社は合計3~4回面接受けました)

8月上旬:内定

8月中旬:会計事務所に退職の旨伝える

8月下旬:後任採用

9月~10月:引継ぎ後退職

求人案内を各担当者が送ってきてくれるのですが、私が以前勤めていた税理士法人の求人を持ってきたことがあります(笑)エージェントは色んなお客を抱えているので、わざわざ私の過去の勤務先を細かくは見ていなかったのでしょう。
そういうことがあっても冗談として流しましょう。そこで怒ったりイライラしても仕方ないので。
そういもんだ!と割り切っておく必要もあるかと。

 

夏の転職活動は事務所側・企業経理側の双方にメリット

6月以降や試験後の転職活動は、会計事務所側としても助かるはずです。

閑散期であり、かつ、税理士試験後は人が動く時期です。
退職者が出ても人員を確保しやすいですし、繁忙期に比べ引継ぎをする余裕もあるでしょう。

一方、迎え入れる企業経理側にもメリットがあります。
それは「四半期決算がある程度落ち着いた時期だった」ことです。
株主総会がある会社なら、6月下旬に株主総会+7月前半に四半期決算という繁忙期でしょう。

繁忙期を少しずらして面接を受けることになるでしょう。
というのは、企業側から提示される面談候補日は、7月中旬以降が多かったからです。

今後、活動される方が「なんで7月中旬以降が多いのかな・・?」と疑問が生じたときに参考になれば嬉しいですね。

 

真夏にスーツの対処法

夏の採用活動は会計事務所側、企業側の双方にメリットがあることを書いてきましたが、夏のスーツは暑いです。
独立してスーツ着る機会がめっきり減りましたが、35℃でスーツは厳しかったです。
汗が止まらないですしね。

面接が始まると、クールビズ期間だったので、「ジャケット脱いでくださいね」と言われたので、私はジャケット脱ぎました。
面接してくれた上司たちもクールビズでノータイ、ノージャケでしたしね。

私がやっていた真夏のスーツ対策は、

・ちょっと早めに現地入りして近くのカフェで汗が引くまで涼む

・クールタイプの汗拭きシートを持ち歩く

・衣類用冷却スプレーを持ち歩く

です。

 

繁忙期に突入前に活動を終えたい

繁忙期を過ごして色々と思うことがあって転職活動や独立を考える方が多いでしょう。私もそうでした。
繁忙期前に活動を終えておくメリットは、今在籍している事務所だけでなく、自分自身にもあります。

繁忙期に色々あったことを、「喉元過ぎれば・・」となってしまうと、また繁忙期に同じ思いをすることになります。それを避けるためにも繁忙期前に活動にメドを付けておくと良いと感じます。焦る必要はないでしょうけど、常に考えておく必要はあるのかなと。

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