会計事務所は人が少なく、監視の目が届きやすいのか不正は少なかったです。
上場子会社経理では、私が在籍していた時にも不正がありました。
そんなことがまかり通る組織に未来は無いな、と言う思いもありましたし、それくらい(不正)しかうま味がないんだろうな、とも思いました・・
不正をしても金額に見合うだけのリターンは無いですし、オススメしません。
発覚してない不正もあるでしょうし、私が知らない不正もあったでしょう。
不正があると野次馬根性で気になりますが、結構ストレスですね・・やる気もがた落ちですし。
その後の数字面での事後処理や監査の手間もありますし。
カラ出張
新幹線代、ホテル代をクレジットで支払い、その領収書を経費精算していました。
その後、キャンセル。
出張当日は、出張先に行く予定でサボっていたのでしょう。
営業が出張したら出張報告書を上司に提出しますが、上司も軽くしか目を通してなかったり、その個人に任せきりにしていて、チェックしていなかったのでしょう。
カラ出張が発覚した理由は分からなかったです。
タレコミかもしれませんね。
「懲戒解雇」という扱いになってしまいました。
本来なら退職金が出ないはずですが、退職金を支払ったような形跡がありました。
今までの功績もあり、退職金を支払ったのかもしれませんね。
交際費の不正
一人で外食した領収書を「得意先との飲食」ということで申請していた事例です。
金額的には100万円に届かないくらいでした。
出向者だったのですが、ある日突然来なくなり「不正したらしい」ということでした。
その出向者を良く思っていない社員からのタレコミで発覚しました。
日頃の予定や伝票を確認していたので、分かったしょう。
有給休暇の不正
社内は個々のカレンダー(予定表)を共有していました。
カレンダー上では有給としていたにも関わらず、有給申請を出さずに休んでいた事例です。
上司の管理責任もありますが、性善説なのでいくらでも不正できそうな気もします・・(笑)
部下を多く抱えると管理が大変だなと感じました。
有給休暇の不正は、お咎め無しでした。
これは、権力者に泣きついてどうにか消してもらったという噂でした。
自分の万年筆問題?
これは不正ではないのですが、自分の万年筆を経費精算してきた事例がありました。
”オレくらいのクラスになると万年筆は必須”という理由での経費精算でした。
あーだこーだ議論の末、結果的に自腹にしてもらいました。
まとめ
不正は、他の社員の士気も下げてしまいます。
「不正するならバレないようにやってくれ!」とさえ思いました。
私の在籍時に不正がいくつかり、ウンザリして独立を意識し始めた側面もあります。
あくまで背中を押してくれる程度ですが。
マジメに働いている人が損するような組織は、崩壊してしまうでしょう。
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