単純作業は頭を使う仕事の休憩的な位置づけ

独立・考えてること
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会計事務所に在籍していたときは、お客様からの資料を預かって会計ソフトに入力する記帳代行の仕事が多かったです。そのボリュームも私にとっては重かったです。単純作業もずーっと続けていれば、結構疲れます。作業で疲れてしまう事が多かったです。
しかも単純作業ばかりしていると、徐々に自信を失っていく自分がいました。単純作業疲労してくると「自分にはこれ(単純作業)しかできないんじゃないか?」と不安でした。仕事内容は簡単には変えられないので、転職で環境を変えることにしました。
上場子会社経理では単純作業もしつつ考える仕事が増え、頭を使う仕事の休憩がてら単純な仕事をこなしていました。同時に「考える仕事もできるんだ!」と自信にもなりましたね。
独立してからは、頭を使う仕事と単純作業のバランスを自分で決められるのが嬉しいです!

※書類を確認した証拠としてハンコを押していました

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単なる処理をずっとするのはイヤ

単純作業はたまに作業する分には嫌いじゃないです。
頭を使って休憩がてら単純作業すると、頭の疲労回復にはなるような気がしています。
手は疲れますけどね。

「頭を使って疲れた➡単純作業の仕事」の順番が私には合っていますね。
ずっと頭を使う仕事を続けるのは、厳しいですね。(個人差があるとは思いますが)

会計事務所にいたときは、この単純作業が多かった印象です。
とにかく記帳代行が多くて入力していた時間が長かったような印象です。

記帳代行中心では、成長が無いですし面白くはないので企業の経理に転職をしました。
(給料や待遇などもありましたが)

会計事務所において、未経験で日々の記帳から決算までの一通りの実務を経験できたのは、良かったは思います。

方向性や仕訳を考える人になると自信がつく

上場子会社経理でも、もちろん単純作業もありました。
特に内部統制でハンコをひたすら押すような仕事ですね。
冒頭写真のハンコを書類に押していました。

それでも、会計事務所にいたときに比べ、取引の仕訳を考える仕事が増えたことは事実です。
当時のことをブログネタにもしています。

繰延資産と長期前払費用の関係性

ソフトウェアとドキュメント費用の会計税務処理

などは、まさに方向性を考えたり、仕訳を考えたことです。

・交際費か会議費どっち?
・器具備品か構築物どっち?
・経理規定の加筆
・税制や会計基準に対応した決算書の作成
・減損会計、資産除去債務のようなガッツリ会計の論点
など考える仕事を経験することができました。

ちょっと余談になりますが、
単純作業が多かった会計事務所時代の自分に自信を持てなかったです。
それが上場子会社経理で考える仕事の比重が上がると、自信を回復することができました。
「あっ!自分でも考える仕事できるんだ!」と気づけたことが大きいですね。
そこに気付けたので、「独立しよう!」と考えられるようになれたと考えています。

単純作業と考える仕事のバランス

私は単純作業的な仕事は「休憩」的な位置づけでやっていけば、良いのかなと感じます。
朝一番で最も頭がクリアな状態でやる仕事ではない、と位置付けています。

会計事務所や上場子会社で雇われているときは、単純作業の比率を自分で変えることはできませんでしたが、独立した今では、そのバランスを自分なりにコントロールできます。

「会計事務所➡上場子会社経理➡独立」と環境を変えていく中で、自分の最適解を探っています。最適解の内容も変化し続けるでしょう。

 

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